演算子とは?
演算子は主に、変数や定数を使ってさまざまな計算や制御を行います。
変数や定数を計算や制御などに利用することを演算、演算のための記号を演算子と呼びます。
演算子の種類
演算子にはさまざまな種類があります。
今回は中でも特に使用頻度が高いものをご紹介したいと思います!
代数演算子
代数演算子は加算・減算などの四則演算や除算、剰余、累乗などの計算を行うときに使用します。
主な使用例はコチラ
//加算
$a = 1 + 2; // $a = 3
$b = 4;
$c = $a + $b; // $c = 7
//減算
$a = 10 - 5; // $a = 5
$b = 4;
$c = $a - $b; // $c = 1
//乗算
$a = 2 * 5; // $a = 10
$b = 5;
$c = $a * $b; // $c = 50
//除算
$a = 100 / 5; // $a = 20
$b = 5;
$c = $a / $b; // $c = 4
//剰余 ※余りを出す
$a = 10 % 3; // $a = 1
//累乗 ※左の数字を右の数字分掛けます 10*10*10
$a = 10 ** 3; //$a = 1000
代入演算子
代入演算子は、ある変数にある値を代入するときに使われる演算子です。
プログラミングでの「=」は、イコールの意味ではなく、右辺を左辺に代入するという意味で使用されます。
$a = b;
$b = "あいうえお";
比較演算子
比較演算子は、ある2つの変数、もしくはある変数とある値が一致しているか、もしくは大小関係を比較する時に使われる演算子です。
式 | 説明 |
---|---|
$a == $b | 等しい |
$a === $b | ==より厳密に等しく型が同じである |
$a != $b | 等しくない |
$a <> $b | 等しくない |
$a !== $b | 等しくない |
$a < $b | bより小さい |
$a > $b | bより大きい |
$a <= $b | b以下 |
$a >= $b | b以上 |
論理演算子
論理演算子は、「Aが1以上 かつ Bが2以上」や「Aが1以上 または Bが2以上」といった複数の条件を表現する時に使われる演算子です。
// 代入演算子で $x に 3 を代入。
$x = 3;
// $x が 1以上 かつ 10以下 であるかどうかを判定。
if($x >= 1 && $x <= 10){
echo ('$x は 1以上 かつ 10以下 です。');
}
// $x が 4以上 または 5以下 であるかどうかを判定しています。
if($x >= 4 || $x <= 5 ){
echo ('$x は 4以上 または 5以下 です。');
}
まとめ
今回は、よく使う4種類をご紹介しました。
他にもありますので気になった方は是非調べてみてください!