npmなどのパッケージマネージャーを利用するためには、PCにNode.jsをインストールする必要があります。
その際、本家サイトからインストールするよりも、nodistを使ってインストール・バージョン管理するのがおすすめです。
※Windowsではnoodistを使いますが、macならnodebrewでバージョン管理ができます。
Nodistを使うメリット
Node.jsをアップデートしたために、古いプロジェクトで何かしらのエラーが出る可能性もあります。
プロジェクトに応じてNode.jsのバージョンを変更する場合、nodistなら素早く簡単に行うことができます。
Nodistのインストール
nodistは以下のリンクからインストールして下さい。
インストールできたかどうかの確認をします。
コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行して下さい。
実行は「Enter」です。
nodist -v
バージョンが表示されればOKです。
もしエラーになる場合は、以下の記事を参考にPathを通して下さい。
Node.jsをインストールする
Node.jsのバージョンを一覧するには以下のコマンドを実行します。
nodist dist
実行するとバージョンが一覧表示されます。
最新版なら新機能が使えますが、安定版(LTS:Long Term Support)はバグの修正がされており、長くサポートされるため安心して使えます。
こちらのバージョン一覧には8.xがLTSになっているので、こちらをインストールしてみましょう。
以下のコマンドでインストールして、
nodist + 8.10.0
次に、使用するバージョンを指定します。
nodist 8.10.0
どのバージョンがインストール済みなのか分からなくなった場合、
以下のコマンドでインストール済みのバージョンを確認できます。
nodist ls
npmのバージョンを更新する
npmのバージョンも更新しておきましょう。
バージョンを確認して、
npm --version
npmでnpmをインストールします。
npm install npm
不要なバージョンを削除する
長く使っているといつの間にか色々なバージョンがインストールされている状態になるので、不要なバージョンは削除しても良いでしょう。
nodist - v0.10.22
まとめ
npmを使っているとNode.jsのバージョンが理由でエラーになることがあるので、nodistでバージョン管理しておきましょう。