公的なホームページや病院など多くの人が閲覧するサイトでは、様々な要素に気をつけなければなりません。
ユニバーサルデザインが多く広まっている今日、どんな人にも見やすいサイト作りを念頭においておくことが重要です。
今回は色覚異常の人にとってそのサイトのデザインがどう見えるかシミュレーションで確認できるツールを紹介します。
Chromatic Vision Simulator
http://asada.tukusi.ne.jp/webCVS/
左上に並ぶ C P D Tは色覚の種類です。
- C型(Common) ・・・ 一般的な見え方
- P型(Protanope) ・・・ 赤系の色を感じにくい
- D型(Deuteranope) ・・・ 緑系の色を感じにくい
- T型(Tritanope) ・・・ 青系の色を感じにくい
まず、下の図のように
「フォルダを開く」アイコンから画像をアップロードします。
左上に並ぶ「C」「P」「D」「T」の各アイコンをクリックすると、見え方のシミュレートができます。
元画像と比べたい場合はレイアウトのアイコンで左右や上下で見比べたり、
複数の見え方を同時に比べることができます。
また、右上にある「矢印」アイコンで回転や反転して表示することも可能です。
アップロードした画像をページを繊維しても保存しておく機能もあります。
Photoshopを使って色覚を確認する方法
表示(V)→校正設定→P型(1覚)色覚 またはD型色覚の表示により確認することができます。
設定を取り消したい場合は表示(V)→色の校正(L)のチェックを外すことで元に戻ります。
おしゃれな配色のデザインができあがったとしても、様々な要素を考慮して、第一にユーザーにとって使いやすいサイトを作ることを常に意識していきましょう。